Web3(暗号資産)への不安を、Action合同会社はどう整理しているか

Action合同会社 代表の古橋です。

「Web3や暗号資産に興味はあるけど、なんとなく怖い」と感じたことはありませんか?

値動きの大きさ、専門用語の多さ、ニュースの振れ幅。こうした要素が重なると、「よく分からないからやめておこう」という判断になりがちです。ただ、「分からない=全部ダメ」にしてしまうと、運用の選択肢が狭まるのも事実です。

この記事では、私がWeb3をどう整理し、どのような前提で運用に組み込んでいるかをお伝えします。「やる・やらない」の判断ではなく、「どう扱えば大きく崩れないか」という視点で整理していますので、参考にしていただければ幸いです。

目次

古橋弘光について

古橋弘光

代表 古橋 弘光

1991年にダイワフューチャーズ(現ひまわり証券)に入社。金融業界で30年以上のキャリアを持つ。トレイダーズホールディングス取締役、トレイダーズインベストメント代表取締役などを経て、2023年7月にAction合同会社を設立。

1991年4月ダイワフューチャーズ株式会社
(現 ひまわり証券)入社
2006年5月株式会社インベスト
代表取締役
2018年4月トレイダーズ証券株式会社
入社
2019年6月トレイダーズインベストメント株式会社
代表取締役
2020年6月トレイダーズホールディングス株式会社
取締役
2023年7月Action合同会社
代表社員(現任)
保有資格CTA(米国商品投資顧問)、
証券外務員資格1・2種、内部管理責任者資格、
金融先物取引業務外務員資格

そもそもWeb3とは

Web3とは

Web3(ウェブスリー)とは、ブロックチェーン技術を基盤にした新しいインターネットの形を指す言葉です。代表的なものとしては、暗号資産(仮想通貨)やNFT(デジタル資産の所有証明)などがあります。

従来のインターネット(Web2)では、GoogleやAmazonのような大企業がデータを管理していました。一方でWeb3は、「特定の管理者がいなくても、ネットワーク全体で情報を共有・管理できる」という仕組みを目指しています。

投資の文脈では、暗号資産(ビットコインやイーサリアムなど)がWeb3の代表格です。株式や債券とは違う値動きをすることから、分散投資の選択肢として注目されています。

ただし、新しい領域だけに「分かりにくさ」や「不安」がつきまとうのも事実です。次の章では、その不安の正体を整理していきます。

古橋

Web3は私たちの運用では「3つの枠組み」のひとつ。メインではないけど、ちゃんと役割がある。その前提で読んでいただけると、この先の話も入りやすいと思います。

Web3が不安になりやすい理由

Web3が不安になりやすい理由

Web3は、投資の中でも特に「不安」が先に立ちやすい分野です。理由はシンプルで、不確実な要素が重なって見えるからです。

具体的には、以下のような要因が挙げられます。

【Web3が「不安」に感じられる主な要因】

  • 値動きが大きい(1日で大きく上下することもある)
  • 言葉や仕組みが難しい(専門用語が多く、理解の入口が狭い)
  • ニュースの振れ幅が極端(熱狂と悲観が交互に来る)
  • ルールが変わり得る(規制・税制・取引所などの環境要因)
  • 「誰が責任を持つのか」が見えにくい(株式のような既存の枠組みと違う)

こうした”モヤモヤ”が積み重なると、合理的な判断より先に「怖いからやめる」が出やすくなります。不安の正体を分解してみると、「分からない」が連鎖しているだけ、というケースも少なくありません。

古橋

Web3に限らず、「なんとなく怖い」の中身を一つずつ分けてみると、意外と対処できるものが多いんですよ。全部まとめて「怖い」にしてしまうと、何も始まらないですからね。

Action合同会社が「分からないから全部NG」にしない理由

「分からないから全部NG」にしない理由

一方で、Web3を「よく分からないから全部ダメ」と切ってしまうと、機会損失だけでなく、運用全体の設計上も選択肢が狭くなります。

Action合同会社が意識しているのは、“好き嫌い”ではなく「管理可能かどうか」で分けることです。整理の軸は、だいたい以下の4つになります。

【Action合同会社の整理軸】

  • 何のリスクを取っているか(価格・信用・流動性・カストディ等)
  • そのリスクは測れるか(数字で追えるか/兆候が見えるか)
  • 逃げ道があるか(縮小・停止・換金など、手当てができるか)
  • 運用全体で吸収できるサイズか(ここが一番重要)

Web3を「ゼロか100か」にしないために、“枠を作って、その中で扱う”。この設計思想があると、漠然とした不安はかなり整理できます。

お客様にとっては、「何を基準に判断しているのか」が見えることで、運用方針への納得感が高まるはずです。

古橋

「好きか嫌いか」で判断すると、どうしても感情に引っ張られるんですよね。だから私は「管理できるかどうか」に置き換えて考えるようにしています。管理できるなら、好き嫌いは関係ないんです。

Action合同会社が価格変動とどう付き合っているか

Action合同会社が価格変動とどう付き合っているか

価格変動への向き合い方は、「当てにいく」よりも「前提を置く」ほうがブレません。Action合同会社では、以下のような考え方で運用を設計しています。

考え方内容
価格は読めない前提で設計する「上がるはず」で組むと、下がった瞬間に全てが崩れます。だから最初から「読めない」を前提にしています。
見ているのは”上がるか”より”耐えられるか”下落局面でも運用全体が止まらないように、サイズ・期間・出口を調整します。
“熱い局面”ほど淡々とする相場の熱狂期は判断が雑になりやすいので、あえてルールに沿って動きます。

要は、Web3を「勝負の中心」に置くほど不安は増えるということです。運用全体の中で役割を固定して扱うと、感情に振り回されにくくなります。

お客様にとっては、「どこまで下がっても大丈夫なのか」が設計段階で決まっていることが、安心材料になるはずです。

古橋

30年以上この仕事をしていますが、相場が熱くなっているときほど冷静でいるのは本当に難しいんです。だからこそ、熱い局面では「ルールに従う」と決めておく。これが一番シンプルで、一番効きます。

まとめ:Action合同会社は熱狂ではなく、枠の中で扱う

Web3は、期待も不安も大きい領域です。

だからAction合同会社では、熱狂に乗るのではなく、枠(サイズ・ルール・分散)の中で淡々と扱う前提で整理しています。「やる・やらない」より、「どう扱えば大きく崩れないか」を先に決める、ということです。

この考え方があると、Web3に対する漠然とした不安は、具体的な「管理の問題」に変わります。管理の問題であれば、対処法も見えてきます。

古橋

Web3に限らず、投資で大事なのは「勝つこと」より「続けられること」だと思っています。続けられる設計ができていれば、結果はあとからついてくる。そう信じてやっています。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘・推奨を意図するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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